• Home
  • 養子縁組を勝手に組まれてしまうことも

養子縁組を勝手に組まれてしまうことも

基本的に養子縁組は、養親・養子となる者の両方の同意のもと行われます。 どちらかに意思がないと判断されれば、特別な事情がない限りは無効になるわけです。

しかし何らかの理由で戸籍謄本や本籍が分かるもの(免許証やパスポートなど)を紛失してしまったり盗まれたりしてしまうと、非常にやっかいです。 なくしてしまった場合は親切な人が届けてくれれば良いのですが、悪意のある人の手に渡ったり、盗難となると、偽造されてしまいかねません。

このことの何が恐ろしいのかというと、盗られた情報をもとに書類に記載し、養子縁組の手続きを申請されてしまうこと。 養子縁組には双方の同意が必要ですが、養親と養子の謄本と捺印が揃っている場合、手続きが受理されてしまう場合があるのです。 役所のほうから確認の電話がかかってくれば良いものの、そのまま書類上の手続きとして処理され、養子縁組が成立してしまうケースも。 一度正式に書類が通ってしまうと、くつがえすのはそう簡単ではありません。 家庭裁判所に申し立ての申請をしなければならない上に、その費用はすべて自分で支払わなければならないのです。

ただでさえ紛失・盗難に遭っただけでも災難なのに、悪用され養子縁組の書類まで作られていたとなると、泣くに泣けませんよね。 「書類が揃っているということは、双方の合意がなされている」と見なされて当然ですし、まさか第三者が勝手に作って提出しているなんて思いもよりません。 戸籍謄本がなくなることはないと思いますが、免許証やパスポートといったものは何かの拍子になくしてしまうかもしれませんし、悪意を持って狙ってきた第三者に盗まれてしまうおそれもあるので、管理には今一度気をつけてください。