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社長の跡取りとしての養子

会社を継がせたいときに養子縁組の話が持ち上がることはよくありますが、たいていは婿養子のケースです。 社長さんには娘がいて、結婚相手の男性を婿としてもらい、そのまま養子にするわけです。

これとは違い、第三者を後継にして会社を任せたいというパターンも実はあります。 もちろん息子であれ娘であれ、実子がいないから他から候補を探すという場合もありますが、血縁の息子がいても、他に養子を取らなければならない事例もないわけではありません。 社長の子どもだからといって必ずしも会社を継がなければいけないことはないですし、他の仕事に興味を持ってしまい、どうしても継いでもらえない場合もあります。

会社を畳んでしまうか、どこか他のグループに買い取ってもらうというのも一つの手ではありますが、従業員がそれなりの数いて、皆の生活を守らねばならない状況では迂闊な選択はできませんよね。 そこで信頼のおける会社の者を養子にし、跡を継がせたいと考える社長さんもいるのです。 候補に抜擢された人は栄誉かもしれませんが、当然その人にも家庭があり生活があるので、すぐに決めることができないのは分かると思います。 一会社を引っ張っていくわけですから、栄誉を感じる一方で背負うもの・責任の重さ等を感じて辞退することも有り得ます。

そんな状況の中、実際にこの話を相談された方は社長の意志を継ぐことを決意し、快く引き受けました。 奥さんも子どももおり、姓が変わる問題などもありましたが、他の親類とも話し合った結果だそうです。 晴れて彼は社長の養子となり、会社を継ぐことになりました。婿養子以外のパターンでも、社長が養子を取るケースの一例として参考にしてみてください。